きれいになっておくれ

 久しぶりに、ある女の子と昨日会った。昔っていうか、3年くらい前より、かなりきれいになっていた。容姿はびっくりするくらい(整形したんちゃうか?)変わっていた。しかし変わっていたのは、外見だけではなかった。性格…喋り方も…
 俺と彼女がよく会っていた頃は、「コリン星」から来たような喋り方はしていなかった。不思議キャラではなくて、アネゴ的なキャラやったんや。でも「なんやあれは?」俺、大抵の事は笑いに変えれるけど、あれは無理やった…
「なんか雰囲気変わったよなぁー」
「…まえーからーこーやでー、っていうかーここ冷房…ききすぎやー寒いー」
彼女は、牛歩のように遅い喋り方。まるで山口もえのように…
「ほなちゃうとこいこか?」
「うん…でもーちょっとー我慢するー」
どっちやねん!!!ほんま少し腹立った。
 俺は山口もえは大好きやけど、あんな喋り方は嫌なんやー。あいつはなんで変わったんやー?絶対、彼女はそれは言わんかった。
 ほんま人は変わっていくなぁーとシミジミ。



きれいになっておくれ



君だけと言って 「大好き」だと言って
そしたら君は また笑った
あれからどれくらい 経ったのだろう
分からなくなって 空気になる


全部嘘だ 何も思っちゃいない
君知っているだろう


君だけと言って 「大好き」だと言って
そしたら君は また笑った
思い出いっぱいある ある あるけど
僕はいない いない いない


君とサヨナラ ここでサヨナラ
きれいになっておくれ


〜みやもん『きれいになっておくれ』〜