人と馬とサッカーと

 いやぁー今日は暑いねぇー!今俺は大学のインターネットができるとこで、日記を書いてる。ほんまは授業やってんけど、あまりにも俺が授業受けるところの教室が暑すぎるから抜け出してきた。なんか俺も4回生にして、効率のいい単位のとり方を身につけてきたみたいや。
 話は変わるけど、先週あった皐月賞ディープインパクト強かったなー歴史に残る名馬の誕生やねー!ディープインパクトのような強い馬は、走る速度が速すぎるから怪我しやすいねん。時速何十キロも出すスピードは馬の足に大きな負担をあたえるねんなぁ…怪我で競走馬生活を終える馬を何頭も見てきたから、この馬には無事にダービーに出走できるのを願ってるわ。
 一ヶ月ぐらい前かなー知り合いとサッカーをしててんけど、目の前のボールに追いつこうと俺は必死で走った。そん時や!むちゃくちゃださいんやけど、こけてもうた。俺の足元に、つまづくような石はなかった。自分の頭で考えて出せるスピードに、体がついていかへんかってん。腰からくだけ落ちて、ひじすりむいた。
 よく運動会の短距離走で、お年をめされたお父さんがこける姿をよく目にする。そのお父さんの気持ちが、すんげーわかった。俺はまだ子供いいひんからいいけど、自分の子供に見られたらあれはかなり恥ずかしいでー!腰からくだけるからね!
 サッカー次の日、若くしてこの体じゃあかんと思い、俺は筋肉痛の体にムチ打ってジョギングをした。しかしそのジョギングの日以来、一回も走っていない。なぜなら子供がいる運動会では綱引きで出場すると、かってに決めたからだ。やっぱり人間、競走馬のようにはかっこよく散れない。いやらしい知恵がついてるから。