直感

 最近CDを聞きあさっている。平均一日アルバム一枚のペースぐらいで、これが早いんか普通なんかはわからへん。ただ俺ん中ではかなりのハイペースや。でも世の中は広い!前誰かから聞いたんやけど、レッチリのギタリスト、本物の天才ジョン・フルシアンテは毎日新しいレコードを5つぐらい聞いてるらしい。マジですげーわ!
 俺はただ聞いてるだけじゃなくて、うまく自分の中で消化したいと思ってる。このCDはどんなジャンルで、今まで聞いてきた似たような中ではかなりいい感じやなーとか真似してみようなど。音楽の理論はさっぱり分からんから、ほんま自分の感覚やねー。
 今は食わず嫌いの音楽ジャンルはないねん。前まではヒップホップとか大嫌いで、「B−BOY?はぁ??なにイキっとんねん」って感じやってんけど、なんか今はすんなり聞けてる。むしろこのラップいい感じやん!と思うようになるときもある。
 えらいもんで、この二・三年間音楽を猛烈に聴き、やりだして自分の価値観も変わった。始めはやっぱ「洋楽一番、ロッケンロール一番」かなーって思っててんけど。日本の音楽も結構カッコイイし、歌詞の意味が分かるぶん心に伝わる。そして、今実際ジャンルもどうでもよくなってる。最近思い始めたのが「自分が直感した好きということを信じよう」ってことや。なんか無理して外国の音楽ばっか聞いてた時期もあったけど、今は6:4ぐらいで洋楽:邦楽になってる。ほんで、そう考えるようになってから、自分の作った作品にも自信持てるようになってきた。なんかカッコイイリフ考えようとか、このメロディーどやとか、このコード進行やら…そんなんFUCKや!!それは後、後!まずイメージから音出すようにしてる。
 なんか直感ってほんま凄いわー俺のバンドのみやもんメンバー探す時も、ほんま直感やった。「おもろいやつ、どこやー」と探しただけや、おかげでベースの奴は初めまったくベース弾けへんかったからな(笑)
 今バイトやってるけど、そこでの出会いも、直感で選んだバイトやし。大学もそれやなぁー。これまで振り返ってみると、多かれ少なかれ俺の短い人生。岐路というところで、理性で心揺れたり、ちょっとそれたりもしたけど。結局最初に感じた直感に戻ってるような気がしてならない。