ひつじの泣き声

 昨日、内定者研修会に行ってきた。感想は、「俺だけ浮いてたなぁー」ってことや。なんかみなさんは真面目過ぎる。ほんまちょっとやりずらい…俺は会社に入社したとしても、どんどん自分を出していこうと思っている。なんかみんなは緊張してたんかなぁ?
 研修が終わり、飲み会にも主席したんやけどなんかなじめへんかった。何事もなく、一人で家路へ。帰りの電車で、一人でいるとサラリーマンの気持ちが少し分かった。これが毎日続くと思うとぞっとする。この日、精神的にかなりまいっていた…久しぶりやわー夜まったっく眠気が起こらず。一睡もできずに朝を迎える。
 そして今日、サークルのライブをしてきたんやけどかなり疲れた。肉体的に疲れたけど、精神的にはどうやろう。今日俺はサークル恒例の街角ライブで、弾き語りをやった。何曲歌ったやろうなー?忘れた。それくらい自分の中で頑張った。とりあえず今日も熱くて、汗っかきの俺は滝のように汗を流した。なんかずっと見ててくれた、一般のお客さんがいてかなり嬉しかった。
 他に演奏していた部員たちも、熱さで顔を赤らめながらも一生懸命歌っている姿に、めちゃくちゃ心が震えたつ。「こやつらやるなぁー!!!」俺があいつらと同じ歳の時、あんなに歌えてたかなぁーどうどうとしてたかなぁー?そしてライブは終わる。
 ライブ終わった後、いつものごとくその音源を聴かしてもらう。「マジでー!!!」ほんま自分の力の無さには嫌になる。とりあえず今日の俺は、いけてない…ダメダメやった。悔しーて悔しーて、ほんま一人になりたくなった。そして帰りの電車で一人。昨日と同じ感覚に陥る。「俺には何があるんやろう?」「才能なんてないし…何をすればいいんやろう?」「うぬぼれんな俺!!!調子に乗るな俺!!!俺はあほや!!!」
 頭ん中でグルグル回る。寝てないせいもあるんやろう。家に着き、とり合えずシャワーを浴びる。未だに眠気が来ない。肉体は疲れているのに。日記を書いている。「何してるんやろ俺?あほやなほんま…」
 今日、ライブのとき動物占いの本を持ってきている子がいて、自分の動物が「ひつじ」ということを初めて知る。占いの書いている内容は、自分にあてはまらへんなぁーと思ってたんやけど。実は俺は「心底寂しがりや」なのかもしれない。メェーメェー鳴いてる。
 今から歌を歌おう。とりあえず…
「ほんま俺はなにをしてるんや?」
 こんなこと書いてどうすんにゃ!ほんとに情けない。ほんとに情けない。俺は弱いなぁー。もっと強くなりたい。もっと強くならんと。もっともっと…
 

やけに今日は寂しいなぁ…