小人とゆかいな仲間達

 昨日と今日の間、誕生日を迎えた人が一人。凄いドッキリやって、総勢20人くらいの人が、一気にその子の家に押し寄せた。まぁその中に、俺も含まれていたんやけど。突然のドッキリに、その日の主役は、むっちゃ泣いてたなぁー。なんか相当嬉かったんやろー。もらい泣きしそうやったわー。そんな小人の涙を見てたら、頭が働き始める。
 誕生日を迎えた可愛らしい小人は、サークルの2回生、後輩や。みんなから慕われている。小人は俺が喉から手が出るくらい欲しい物を、いっぱいいっぱい持っている。誰とでも気さくに話せるそんなオープンマインド。マジで凄いと思う。俺が1・2回生の頃は、かなりとがってたし、話慣れた人しかよう喋れんかった。そんな俺に比べたら小人は、月とすっぽんやー!豚に真珠や!えっ!?これの例えは違うなぁ(笑)
 そして小人は、歌が上手い!これは俺だけではなくて誰もが認めることやと思う。よく「小人は音楽の才能あるわ」って話したりする。
 俺褒めるなー(笑)う・・・ん。才能がある…ほんまのこと言うと、そんなん俺にはそんなんわからへん。ただなんとなく話してるだけで。
 でもよくよく考えると、俺は小人にボ−カルとか、作曲とか、そしてオープンマインドなど、これらの埋められない自分と相手との力の差を、才能のせいにして逃げてるんではないだろうか。こんなことは、小人に限った事ではない。俺は他人に対して劣等感を感じると、それを埋める何かを探し回っているような気がする。自分と向き合わずに。
 小人の歌を聞くと、練習しているなぁーってことが分かる。俺は「才能あるなぁって」彼女に対して言う前に、それほどの努力をしたことがあるんやろか?俺はどこまでできるんやろ?「いこうぜ!ピリオードの向こうへ!」なんやそれ!(笑)
 こんなことを、小人が感動で泣いていた時、頭ん中で考えていたんやー。


「誕生日おめでとう!」