憧れの人

 今日、目覚めたのは、エイトオックロック。そのまま起きてりゃいいものを、二度寝してしまった。この世で二度寝ほど、心地よい瞬間はない。自分の体温で暖めた布団の中へ。スリープ・・・
 「Get up! Stand up!」起きたら、昼の1時・・・今日は学校行くの止めよう・・・三度寝。どんだけだらけきってんねん!!!「Are you AHO?」「Yes! I am AHO.」
 昨日、先輩のライブに行ってきた。感想としては、バンド結成して初ライブにしては、完成度は高かった。良いとこもあったし悪いとこもあった。スリーピースやねんけど、個々のレベルが、かなり高いので安心してみてられる。次のライブでは、もっと良い演奏が見ることができると思う。いつかこの人たちと、対バンしたいなぁー。
 先輩のバンドは「トンボーズ」って言う。そのボーカルの人は俺の1回の時の4回生。俺はすごく憧れてた、そして今も。憧れてんやけど、1回の時、よう話かけられへんかった。俺は憧れてる人を目の前にすると、うまく喋れへん、緊張してしまう見たい。昨日もライブ前にトンボーズ、ボーカルの人に喋りかけられたけど、うまく会話できんひんかった。喋りかけられた瞬間、おどおどしてしまった。それくらい俺にとっては、大きい存在の人や。
 俺が1回生の時見た4回生っていうのは、怖かったし、それぞれに存在感があったし、なによりも演奏がありえへんぐらい上手かったんをおぼえてる。俺はその人たちを見て、もっと自分自身上手くなりたいと思ったし、あんなふうにステージを自分のものにしたいと思ってた。
 今俺は、4回生。果たして後輩達に、そんな存在感を与えられているんやろか?
 もうすぐ大学の学園祭や。最後の学園祭・・・いっぱいバンドを組もうかなぁーと思ったりもしたけど、それは止めた。
 今自分以外の、俺の頭の中に印象的に残ってるサークルのライブって、1回の時みた4回生のライブがかなりの比率をしめている。
 後輩のみんなに印象に残るライブを、これからはしていきたい。まずはその試金石、学園祭。かんばろ!