学園祭、終わり、晴れ。

 昨日で学園祭が終わったー!昨日は気持ちのいい晴れ、俺の願いが届いたんかなぁー。しかしどんどん大学生最後の行事が無くなっていく。なんか切ないあなぁー愛しさと切なさと心強さとって感じやわー!しっかり季節は秋。今柿を食べながら日記を書いてます。
 2日のライブ。この日は、かなり全体のレベルが昨日と比べて高かった。ライブが終わって間もないこともあってか、印象に残ってるバンドが多い。その中でも観客として、バンドに対して入り込めたのは、ヤイコのコピーと、、バナナも・・・、ちあもんのバンドやった。
 ヤイコバンドは結構ミスもあったのは分かったけど、やりなれているメンバーが多いのか、バンドとしての完成度、まとまりはぴか一やった。俺の最後の学園祭の、ベストライブや!「おめでとー!!!(拍手〜)」このバンドのギターの2回生の後輩は、どんどんギターが上手くなっていっている。これからも、どんどん成長していって欲しい。
 キーボードも、上手くなっててびっくりした。彼女は、バンドで合わすっていうことに課題があった。でもその課題に対して、彼女は練習したんやろうなぁ。ライブで演奏している姿を見てそう思った。ドラムとベースのリズム隊は、安心して見てられる。それくらい経験を積んでる人達やからなぁー。
 ボーカルも、成長していた。俺は彼女の歌声を聞くたびに、泣きそうな位の切ない歌声の印象が凄いあった。でも昨日は違った。ところどころ注意深く、その長所である彼女の「切なさ」を意識して歌えていたように勝手に思ってたねん。以前はその切なさしか印象に残らんかった歌声が、昨日はきらびやかに聞こえた(表現が難しい、自分の感覚です…)。なんやろーほんのちょっとやけど、彼女は自分に対して自信持ててきたんちゃうかなぁーと歌声聞いて思った。そしたら、嬉しくなった。
 バナナ・・・は、ほんまに若々しいというか、エネルギーで満ち溢れていた。メンバーの全員の意識が、一つの点に矢印が向いていて、その一体感が素晴らしかった。個々に飛びぬけた演奏が上手い人は、正直このバンドにはいない。それが結果として良かった様に思う。
 全部がそうではないんやけど(人の性格やら、人間関係やらあるから)、バンドにおいて一人飛びぬけた存在。上手すぎる人が入ると、その人中心にバンドが回りがちになる。俺はそうすると、バンドという意味がなくなると思っている。上手い人の求めた音を、他のメンバーは捜し求める。そこに自分なりの音の表現はなかなか持ちづらい。俺は上手くはないんやけど、人に対してズバズバ言ってしまう傾向があるから、できるだけ「みやもん」の時は、俺一人の考えで指示を出したり、「こうしたいねん!」ってことをあまり言わない様にしている。それは、他のメンバーに考えてやって欲しいからや。自分らの音を鳴らして欲しいねん。俺はたびたびメンバーに驚かされる。それが悪い時もあれば、良い時もある。でも「それが楽しいねん!!!」
 ちあもんは、「ほんまにありがとー!!!」って感じ。俺のやってるバンドのコピーをしてくれた。なんか自分のバンド曲を、他の人に演奏してもらうのってめちゃくちゃ嬉しい。昨日も、なんか違うバンドに「アニマル」っていう曲を、コピーされてたし(笑)みやもんの曲をちやもんが、まったく違った雰囲気で演奏してくれたねん。「これほんまに俺が作った曲!?」って思えるくらい、いい曲に聞こえた。何でかって言ったら、それは歌うボーカリストが違うから・・・なんか複雑な心境(笑)でも感動したんや、胸に込上げるもんがあって、ちあもんの次に俺の演奏やってんけど、自分の出番に対する緊張なんて吹っ飛んでしまった!
 

昨日俺が、歌い終わった後の拍手は、忘れへん。
演奏は結構失敗したけど、誰かの頭の記憶のタンスに、残ったんかぁー?
なんか俺が強引に、人のタンスに「入れといて!」そんな感じ(笑)
来年、記憶のタンスを開けて、こんな先輩いたなぁーって思い出して
「あっ!もう着れへんわ!捨てよ!」とかなんねんろーなぁー(笑)


 教室でPAも頑張る。10時間以上の大変な作業を、やりつづけなあかん。しかも教室、飲食禁止!凄いわ!「おつかれさま、ありがとう」返しのボーカルちょっと聞きづらかったけど(笑)、いい歌歌えたよ! 
 こんなに学園祭が、スムーズに終わったのは幹部のおかげ。「私は僕は何もしてないですけど」とか思わないで。一回くらい「私、僕の力です」って笑顔で、ボケて下さい。
 いろんなことあって、まだまだ書きたらへんけど、きりがないのでこの辺で止めます。
最後に「ありがとう!!!」