学校ライブ、冬、水曜

 ほんま今日はファックや!こんな日あるって言ったらそれまでやけど、自分に納得いかへん。自分に腹が立つ。学校帰りのバス・満員電車の中で、ジャージギターの後輩と喋る。俺にダメだしをしてくれる後輩、見直したぞ!!!彼はいいねぇーこういうやつ好きやわーはなじるも、彼にダメだしされたらしい(笑)こういう人材は絶対に必要や。
 今日は、鉛色の空。気温も冷えこんで、テンションも冷え込む。学校ライブに出演した俺は、ライブが終わった後、自分の不完全燃焼の理由を探した。まず一番自分に対して納得いかんかったことは「熱く」なれなかったことや。気温のせいじゃない、メンバーのせいじゃない、俺自身の問題や。俺のあかんところは、一回集中力が切れればそれを取り戻すのに時間がかかることやねん。ちょっとしたハプニングがあって、それ以降なんか機械のように、体と手を動かしていた。ミスはあんまり無かった。俺が引っ張らないと・・・空回りしていく。
 外は寒い。でも見てくれているお客さんは何人かいる。そのために俺は何ができたんやろうか。何を伝えたかったんやろうか。何のためにあそこでギター弾いてたんや。考えてみれば、このライブに対する心構えが甘かった。マスターベーションやん!あんなライブ!テッシュ3枚ぐらいの価値しかないわ!!!自分自身の力の無さが嫌になる。天才やったらそれくらいできんとあかへん、一発で空気変えるくらいにならんと。もっと力が欲しい。強くなりたい。反省ばっかりやな・・・いいわけばっかやな・・・恥ずかしいな。もうやめとこう、感想は一言、「ごめんなさい」
 自分に精一杯やったから、次のバンドはあんまり聴けてない、音は聞こえてたけど、バンドの先の鉛の塊ばっか見てた、ごめんやわーほんま。同期のマルボロやら、ウン○がでてたのになー。ちゃんと聴けてないからコメントはやめとこう。「よかったでー」とか言いたーないし。
 とりあえず今日は早く寝よう。俺は寝たらたいがいのことは忘れるタイプやから、なんとか生きてける。でも今日あったことは、どうしても深く考え過ぎてしまう。もし1日25時間あったんやたっら1時間多く考えすぎて、耐え切れずに自殺してしまうかもなーってよく思う。どんな1日も終わるから、俺は生けてける、熱くなれる。そんな風に思うんやーだから自分は殺さへん、絶対に。だれも殺したくないよ、俺は弱いんやもん。