雨の日

今日はスーツで内定研修会
ほんま疲れた
たった2時間やってんけど
なんか疲れた


JRが人身事故で、かなり遅れてたよ
ホームで待ってる、少し寒い
高生生の下品な笑い
雨の日、嫌な日を思い出した


11.「バス停」
 それは何気ない1日の始まりやねん。雨の日で、学校行きのバス停で待ってたんよ。雨の日のバス停は行列ができる。一人、もう夏は終わってたから雨が降ってたからなんか寒い。前日はバイトで深夜まで働いてた。寝不足気味で、列に並んでる。やけに周りのうるさい笑い声と、靴下までびしょびしょになっている足元、ほんで今日のバイトが気になる。
 タバコの吸殻をコンビニの前の灰皿に捨てるために、そのバスの列をちょっと抜けた。元いた列の位置に戻ろうとしたら、バスが一気に何台も来たせいか、列は凄い速さで進んでいった。もと並んでた所らへんの人はバスで座って、ほんで列を抜けたその位置はもう、最後尾。しょうがなく俺は最後尾に並ぶ。ほんなら別に自分のことを、笑っているではないんやけど、前の人らの笑い声がなんか俺を孤独にさせて、その場にいても立ってもいられんくなった。「あかん、なんか無理や・・・」
 家に帰ったら、靴下びしょびしょで、すぐにそれを脱いでシャワーを浴びた。暖かい。その日も夕方からバイトが入っていたから、寝ようと布団の中へ。暖かい。バス停に比べたらそれは、暖かすぎた。
 次の日も学校行かなあかんかったけど、雨やった。。。その日以降、バンド、学校、バイト。この3つのバランスは、崩れていったよ。2回生の後期始まって1・2ヶ月たったことやったと思う。完全に学校へ登校する率は下がったな・・・(続く)